日本語を話すとき、いちばん最初に覚えるのが「〜です・〜ます」の使い方です。
これは丁寧な言い方で、日常生活や職場、学校など、どんな場面でもよく使われます。
この回では、「〜です・〜ます」の基本的な使い方と、よくある会話パターンを紹介します。
1. 「〜です」と「〜ます」のちがい
1-1|「です」は名詞や形容詞のあとに使う
「です」は、名詞(ものの名前)や形容詞(状態や気持ち)を説明するときに使います。
例:
- わたしはインドネシア人です。
- このかばんは新しいです。
- 日本語の勉強は楽しいです。
「です」は、英語の「is」や「am」に近い表現です。
1-2|「ます」は動詞のあとに使う
「ます」は、動詞(〜する、〜行く、〜食べるなど)に付きます。
動きを表す言葉に「ます」をつけると、丁寧な言い方になります。
例:
- 毎日、仕事に行きます。
- ごはんを食べます。
- 日本語を勉強します。
2. よくある会話パターンで学ぼう
2-1|あいさつと自己紹介
日本語の会話でよく使うフレーズです:
- はじめまして。わたしはアリです。インドネシアから来ました。
- ○○会社で働いています。
- どうぞよろしくお願いします。
ポイント:
「〜です」と「〜ます」を組み合わせることで、丁寧で自然なあいさつになります。
2-2|買い物・お店での会話
お客さん: このシャツはいくらですか?
店員さん: 2,000円です。色もちがいます。赤もありますよ。
お客さん: じゃあ、赤いシャツをください。これを買います。
「〜ですか?」「〜をください」「〜を買います」は、買い物でよく使うパターンです。
2-3|職場での会話
先輩: 今日の仕事は終わりましたか?
あなた: はい、終わりました。
先輩: じゃあ、お先に失礼します。
あなた: おつかれさまです!
丁寧な「〜ました」「〜です」を使うことで、ビジネスの場でも安心です。
3. まとめ:「〜です・〜ます」でやさしい会話を!
- 「です」は名詞や形容詞に使う
- 「ます」は動詞につけて丁寧にする
- よくある場面(自己紹介・買い物・職場)で繰り返し使う
「〜です・〜ます」をしっかり使えると、日本語の第一印象がぐっとよくなります。
次回は、「よく出る語彙50選(職場・生活でよく使う言葉)」を紹介します!
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