日本語教員試験にこれから挑戦する
このブログで、日本語教員試験への挑戦を記録していきます。
最初の記事として、まず私が何者なのか、なぜ今この試験を受けようと思ったのか——その背景を正直に書いておきたいと思います。
はじめに——私はこういう人間です
私は今、「いとさん日本語」というブログとSNSで、外国人向けの日本語学習コンテンツを発信しています。 TikTokのフォロワーは約19万人、Instagramは約5万人。おかげさまで、多くの日本語学習者の方に見ていただけるようになりました。
でも、私の出発点はSNSではありません。もともとは、技能実習生の研修センターで約7年間、センター長として働いてきた人間です。 日本語を教えるだけでなく、外国人が日本で生活し、働き、困ったときにどう動けばいいかを、毎日現場で考えてきました。
そして現在は、行政書士試験にも合格し、これから行政書士としての登録・開業準備も進めていく段階にいます。 その中で、あらためて行政書士と日本語教師の両方を重視して、外国人支援に関わっていきたいと考えるようになりました。
私が日本語教員試験に挑戦する理由は、資格を増やしたいからではありません。
これまでの研修センターでの経験、日本語教育の経験、行政書士試験の合格、そしてSNSやブログでの発信をつなげて、これからの自分の仕事の軸をより明確にしたいからです。
7年間、研修センターで見てきた「現場」
私が関わってきた研修センターは、日本に入国して間もない技能実習生が、約1か月間、日本語や日本での生活ルールを学ぶ場所でした。
研修センターでの仕事は、日本語の授業だけではありません。 寮生活のサポート、病気やトラブルの対応、外部技能講習の申請・段取り、スタッフのシフト管理、監理団体や受け入れ企業との連絡調整——これらを行いながら、センター長として現場に関わってきました。
一方で、母国である程度日本語を勉強してきた人は、日本での生活ルールや説明を比較的スムーズに、そして柔軟に理解できることも現場で実感しました。
だからこそ、日本で生活し、働いていく以上、最低限の日本語力はとても大切だと感じています。 私が日本語を教えるときに大切にしているのは、試験のためだけの日本語ではなく、生活の中で本当に使える日本語です。
また、私自身もインドネシアに約1年間滞在し、インドネシア語を学んだ経験があります。 言葉がわからない不安、外国人として暮らすしんどさ——それを自分の体で知っているからこそ、学習者の気持ちに自然と近づける部分があると感じています。
SNSとブログで届けてきたこと
研修センターでの現場経験を生かして、現在はSNSやブログでも日本語教育コンテンツを発信しています。
私のSNSは、先生が一方的に教えるというよりも、「一緒に教材を見ながら勉強していく」というスタイルで発信しています。 TikTokやInstagramを見てくれる学習者にとって、ひとりで勉強しているのではなく、一緒に勉強しているような感覚になれることが、反応につながっているのだと思います。
特に、日本語に興味はあるけれど、まだ自分で勉強するのはハードルが高い初学者に対して、学び始めるきっかけを作れている手応えがあります。
そして最近、「いとさん日本語」というWordPressブログサイトも立ち上げました。 SNSでは伝えきれない内容を、より体系的な教材として整理するためです。
- JLPT N5・N4の漢字教材
- 日本で生活する外国人向けの「生活の日本語」
- 技能実習生・特定技能人材にも役立つ実用的な日本語教材
- 音声で練習できる教材、クイズ形式の学習コンテンツ
今後はブログでも、教材を作るだけではなく、その教材を使って実際に教えられる人になりたいと考えています。 自分で教材を作り、自分で教える。 その両方ができることは、これからの日本語教育の中で大きな強みになると思っています。
日本語教育能力検定試験の合格と、420時間講座の修了
日本語教育の資格という意味では、すでに日本語教育能力検定試験に合格しており、420時間の日本語教師養成講座も修了しています。
日本語教育能力検定試験や420時間講座で学んで役に立ったのは、「学習者がどこで悩み、どこでつまずくのか」を意識できるようになったことです。
日本語教師は、ただ日本語を知っていればいいわけではありません。 学習者が何を難しいと感じるのか、どの部分を理解できていないのかを考えながら教える必要があります。
なぜ今、登録日本語教員を目指すのか
2024年4月、日本語教師は国家資格「登録日本語教員」として正式に位置づけられました。 この資格を取得するための試験が「日本語教員試験」です。
私が2026年の日本語教員試験を受けようと思った一番大きな理由は、行政書士と日本語教師の両方を重視して、これから外国人支援に関わっていきたいと思ったからです。
2027年4月からは、技能実習制度に代わる新しい制度として、育成就労制度が始まります。 これからは、外国人材を受け入れる現場で、より質の高い日本語教育が必要になると感じています。
そして行政書士として、法的な観点からも外国人本人・企業・研修機関を支えられる人材になりたいと考えています。
7年間の現場経験、日本語教育能力検定試験の合格、420時間の養成講座、SNSでの発信、ブログでの教材作成、行政書士試験の合格——これらは全部つながっています。
その上に登録日本語教員という国家資格が加わることで、私の活動に対する信頼性が高まり、より責任を持って外国人支援に関われると考えています。
行政書士との組み合わせ——目指している姿
もう一つ、私には別の資格があります。 行政書士試験に合格しており、現在は登録・開業に向けた準備も進めています。
行政書士として、在留資格や入管業務に関わりながら、同時に日本語教育の専門家としても活動する。 この二つを組み合わせることで、外国人本人と、外国人を受け入れる企業の両方を支援できる専門家になりたいと考えています。
教室で日本語を教えるだけでなく、在留手続きのサポートもできる。 日本語ができなくて困っている人に、言葉の支援も法的な支援もできる。 そういう存在を目指していきたいと思っています。
日本語教員試験への挑戦は、その将来の姿に向けた一つのステップです。
2026年の試験に向けた正直な気持ち
行政書士試験に合格できたことで、試験に向けて計画的に勉強することの大切さは実感しています。 だからこそ、日本語教員試験についても、ただ受けるだけではなく、国家資格としてしっかり向き合いたいと思っています。
ただし、今回は試験勉強だけをしていればよい状況ではありません。 行政書士の登録準備、ブログやSNSでの発信、教材作成、仕事のことも同時に進めていく必要があります。
そのため、時間の使い方にはかなり注意が必要だと感じています。 合格を目指すだけでなく、この資格をこれからどう活かしていくのかを考えながら、勉強を進めていきたいと思います。
この体験記ブログに残す理由
なぜ、勉強の記録をブログに残すのか。
一つは、自分への記録としてです。 何月に何を勉強して、何につまずいたか。あとから振り返れるものがあるのは大切だと思います。
もう一つは、同じように挑戦する人の参考になればいいという気持ちからです。
資格勉強をするうえで、何が一番ハードルかと言えば、孤独な自分と向き合うことだと思います。 どんなテキストを選んでも、どんな試験対策をしても、結局のところ、自分がどれだけ続けられるかが大切です。
勉強を続けるためには、仲間やコミュニティ、そして「自分以外にも頑張っている人がいる」と感じられる場所が大きな力になると思っています。
この体験記が、誰かにとって「ここにも頑張っている人がいる」と感じられる拠り所になり、ご自身の勉強のモチベーションにつながれば嬉しいです。
このブログでは、うまくいったことだけでなく、時間が確保できなかった週も、思ったより理解できなかった分野も、正直に書いていきます。 きれいな体験記ではなく、リアルな記録を残していきます。
現在の状況と、これからの計画
- 試験
- 日本語教員試験(2026年11月8日予定)
- 出願予定
- 2026年7月13日〜8月21日
- 保有資格
- 日本語教育能力検定試験合格/420時間養成講座修了/行政書士試験合格
- 現場経験
- 技能実習生研修センター センター長(約7年)
- 現在の活動
- 日本語教材ブログ運営/TikTok・Instagramでの日本語学習コンテンツ発信
- 勉強状況
- 情報収集・試験範囲の確認・学習計画の作成中
まずは文部科学省の情報やサンプル問題を確認し、試験の全体像をつかむところから始めます。 そのうえで、自分に必要な勉強範囲を整理し、行政書士登録準備やブログ運営と両立できる学習計画を作っていきたいと思います。
同じように挑戦する方へ
日本語教員試験は2024年に始まったばかりの試験です。 情報もまだ多いとは言えず、「何から始めればいいかわからない」という方も多いと思います。
私自身、日本語教育の現場経験はありますが、この試験に向けた勉強はあらためてスタートするつもりです。 同じように「経験はあるけど、試験の準備はこれから」という方も、「全くの初心者から挑戦したい」という方も、この体験記が少しでも参考になれば嬉しいです。
・毎月の勉強記録(何をどれだけ勉強したか)
・使ったテキストや資料のレビュー
・苦手な分野の対策方法
・行政書士登録準備や仕事との両立
・試験当日の様子と結果
・資格をどう仕事に活かしていくか
合格したらもちろん嬉しいです。 でも、もし思うように進まない時期があったとしても、その経緯と反省も含めて残していきます。
一緒に挑戦する方、応援してくださる方、どうぞよろしくお願いします。
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